社会科見学‼️
今日は、ママお休み〜‼️
じっとしてられないママは、どこに行こうか悩みつつ、社会科見学の為福島県に向かいました。
常磐道が全面開通したので、震災の影響が大きかった地域へ行ってみることにしました。
放射線量が途中の帰還困難地域では、4.9マイクロシーベルトあり、恐怖を感じるくらいでした。
高速から見る地域は、人気の全くない、車も走ってない、本当に淋しくなってしまった町並みでした。
屋根も崩れたままで、震災から4年経った今でも、この地域はあの日のまま、時計の針はとまったままなんだな〜って感じました。
レナちんに、よく見なさいっ。って伝え、あの震災の事は忘れちゃいけないんだよって、お話ししながら行きました。
ママんちの地方も、震災の影響はかなりあったけど、今は完全に復旧し、震災の前と全く変わらない生活が送れています。
原発によって、帰還困難となった地域に住んでいた方を思うと、本当に胸が苦しくなりました。
放射線量がかなり高いのは、ほんの一部の地域です。
少し離れると、0.1マイクロシーベルトとかで、こんなにも違いがあるんだね〜、なんておばぁちゃんとも話してました。
そんなこんなで、行き着いた先は南相馬‼️
ママの食べたかった『凍天』(ドーナツの中に凍み餅が入ったものです)を買い、プラプラして、見つけた海苔屋さんで買い物したり、イオンに寄ってみたり・・・
知らない町探検をしてきました。
イオンで帰るのに、駐車場でレナマナを乗せていたら、道路のむこうから、すいませ〜ん‼️って聞こえ、ママが何か落としちゃったかな、と思い振り返ると、中年のご夫婦が走ってきました。
ん⁉️
驚くママに、ご夫婦は『赤ちゃん見せて下さいっ』って。
『赤ちゃんではないんですが、良かったらどうぞ・・・』
と言うと、
『何歳になるの⁉️』
『8歳です』←まなくんのコト。レナちんは、すでに車に乗っていたので・・・
『そうなの〜。頑張って大きくなるんだよ』
『ありがとう、ありがとう』
と言って、ご夫婦でまなくんの手を握り、体をなで、頭をなでなでしてくれました。
ママとおばぁちゃんは、よく状況が飲み込めなかったんだけど、ただただそのご夫婦に、
『こちらこそ、ありがとうございます』
とお礼を言いました。
こういう子を、軽蔑する事なく、わざわざ声をかけてくれて、なでなでしてくれて。
本当に、心がほっこりしました。
もしかしたら、ご夫婦のお子さんも障害児だったのかもしれません。
もしかしたら、お子さんに恵まれなかったのかもしれません。
もしかしたら、震災でお子さんかお孫さんを亡くしたのかもしれません。
理由はわからないけれど、ご夫婦は『声をかけずにはいられなかったんです』とおっしゃってました。
ありがとう・・・
ママには、それ以上の言葉が見つかりません。
知らない町、田舎町、悪くないっ‼️
帰りは、ママの実家で休憩して、そんな出来事を話し、帰ってきました。
レナマナ、いい顔して寝ております。
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