茨城県教育委員の発言について

先日、茨城県教育委員の方の発言について、ネットでも話題になりました。あの発言を受けて、ママは非常に憤りを感じました。

『妊娠初期に障害の有無は分からないのか。4か月を過ぎると、堕胎ができなくなる。支援学校を視察して、教職員の多さに、かなりの予算がかかっている』


との発言に、障害児は生まれてきてはいけないのか?

そう言われているようです。

税金のムダ遣いか?

人の命って、そんなに軽いのか?

その発言を擁護した知事も知事だ!

いくら、そんなつもりで言った訳じゃない、発言を撤回すると言っても後の祭りです。


言葉は時に凶器となる。

教育委員たるもの、やはり自分の発言には責任をもってほしいです。


障害があろうがなかろうが、わが子は宝物であって、かわいさに違いはないんだ。

誰だって、障害なんてないほうがいい。好きで障害を背負っているんじゃない。


私たちの生活を、全て否定されたような発言。

ママはこの方達を許せません。

障害児は必死に生きているんです。もちろん、その家族だっていろんな葛藤と闘いながら必死に生きているんです。


学校の先生方は、たくさん勉強して、障害児の養育に力を注いでくれています。

それを、減らせないものかって?

茨城では減らす方向で・・・って。

あの方だって、年老いていけばいつか人の力を借りて生きていかなければならない時がくる。

そうならなければ、不自由な身を理解できないのか?

そんな考えの方が、教育委員なんて笑っちゃう。


サイテーな発言、これからよ〜く考えてほしいです。
そして知事さんも擁護なんておかしいです。


本人たちはそんなつもりじゃなくたって、当事者には障害児は生まれてくるな、ってことになるんです。


支援学校を視察にいったのなら、障害をかかえても屈託のない笑顔をしている子供達、それを支える教職員の方たちの努力。

そういうところをみて欲しかったですね。


無駄な命なんて1つもないんです。

大切な大切な命・・・。


謝っていただいても、傷は癒えません。