病気のこと

我が家の3兄弟の病気は、まだ解明されていません
分かっているのは、同じ病態の子は、少なくとも日本にはいないということ
いろ〜んな病気の可能性を言われてきたけど残念ながら、どれもハズレ〜
 
せいちゃんの時には、本当に藁をもすがる思いで、効果なんてあるわけないと分かっていながら、民間療法のようなもんにも手を出しました
 
光線治療が効くと聞いて、話しを聞きにいき、この子は治るとなんの根拠もないのに、言われては必死で通いました
1年以上は通ったと思います
 
結局、全く効果はなくやめました
 
やっぱり、民間療法なんてムリこんなので治ったら、医者いらないなぁ
しばらくは、病院に委ねる事にしました
 
レナちんが産まれて、間もなくママがふと目にした、新聞の雑誌紹介欄
障害は克服できるという文字・・・
すぐに、近くの書店に駆け込みました
帰ってきてから、必死で読みましたわ
 
内容は、【赤ちゃん整体】障害のある子は頭蓋骨がズレているとかで、これを矯正すれば、障害は克服できるんだって
 
ママ、こういうの信じてしまうタイプ
みんなには、結構クールに見えているようだけど、中身は意外とナイーブ・・・なのよ
 
最後のページに治療院の事が書いてありました
場所は銀座
とりあえず電話で、話しを聞いてみる事にしました結構、予約でいっぱいでした悩める親は、私だけじゃないんだ
1カ月先にやっと予約がとれ、早速パパに報告ですパパはきっと、冷静に考えられていたと思うので、そんなの効果ないのは分かってたんじゃないかな〜と思います
でも、ママの気持ちは分かっていて、やれる事は全てやってあげたいとの思いは同じだったので、理解をしてくれました
保険がきかないので、全て自費診療でも、高いお金を払う事で効果があるんじゃないか、とその時は思ってました今思えば、バカらしい事
そんな経緯もあり、現実も見られるようになったのかもしれません
そして、せいちゃん達の障害をママの全身で受け止め、理解しようと。
 
2年程前、オランダのアムステルダム大学にいる、小児神経では超有名な教授のもとへ、3人の血液を送っているんです病名がはっきりしない我が家の3兄弟を心配し、先生達がこの教授に相談してくれたのです
ありがたい話しです
しかし、まだ手元に結果はきてません。
なが〜い年月がかかるんですって。
子供達の血液とともに、パパママの血液も送りましょう!なんて話しもあったけど、私達は悩んで調べるのは子供達だけにしてもらう事にしました。
私達の遺伝子から、何か解決の糸口が見つかるかもしれない。でも、どちらかに原因があった場合、相手を責めるとかではなく、まず自分を責めてしまうんじゃないかな、と思ったから。せいちゃんが産まれて、パパもパパなりに自分が悪いんじゃないかって思ってたみたい。でも、同じようにママだってママが悪いんだって思ってた。
その時は、ホント〜に苦しかったから、もう余計な事で苦しむのはやめようと思ったのです
 
時が経ち、今は病気の事は気になりつつも、ちょっとどうでもいいと思えています
目の前にいる子供達が、元気でいてくれたら、それだけで十分なんです!!